こんにちは、Minamiです。
アーユルヴェーダスクールの運営をしたり、ヨガインストラクターをしたりしながら、日本とスリランカを行き来しています。
前回の続き。
体調不良以外で、ミャンマー旅行で見てきたことを残しておきます。
昨年のクーデターから、再び軍事政権となっているミャンマー。
政治問題はあまり詳しくありませんが、渡航前はニュースやネット記事の情報しかなく、武装した軍が街中にいて"危険"という印象でした。
ですが、実際に行ってみるとイメージした様子とは全く異なり、街は平然と動いている様子が感じられました。
まず、道路は舗装され整っています。渋滞はいたるところで発生していますが、道はきれいでデコボコなどもありません。(スリランカ比較)
訪れたヤンゴンは旧首都の街ですが、大きな公園や寺院がたくさんあって自然も感じます。たまたまだと思いますが、ホテルのプールサイドで「鳥のさえずり気持ちいいな」とヨガをしていたら、鳥の糞が降ってきたくらい自然豊かです。(この時はまだ元気だった!)
そしてサービスのクオリティがとても高いです。(今回一番感動したこと!)
駐車場にもしっかりとスタッフがいて、車の管理をしてくれます。また食事の途中に、頼めば車から荷物を取ってきてくれます。つまり車のキーを渡しても安心ということ。
ショッピングモールは日本と見分けがつかないくらいで、外資系のブランドやフランチャイズがたくさん入っていました。
日本の資生堂や一風堂、クリスピークリームドーナツやハイブランドもありました。
スーパーマーケットはオシャレで、野菜やフルーツもきれいに並んでいます。
食べやすくパッケージされたカットフルーツや、フレッシュジュースもあって、体調不良になった後は助けられました。
商品はほこりをかぶったりすることもなく、きれいな状態で並んでいます。
そしてリカーショップがとても充実していたのが印象的でした。
ワインやウイスキー、日本のお酒もたくさんあり、とてもリーズナブルです。
購入したボトルをレストランに持ち込んで飲むのが通常のスタイルのようで、食事の前に立ち寄りました。
唯一観光に行ったのは、シュエダゴン・パゴダ。広い敷地内の丘の上に立つ、黄金のお寺でした。熱心な仏教徒の方がお祈りしていました。
そして街中に若者が多い。とにかくみんな若くて、元気な印象です。そしてスレンダー。
空港、ホテル、ショッピング、レストラン、お寺など、あらゆるところでサービスをしてくれた方々は殆ど私より年下のように見えました。
何が伝えたいのかというと、自分の目で見なければ事実は分からないということ。
少なくとも私が見たミャンマーは、ニュースで流れているようなことはなく、穏やかな時間が流れていました。
そして現地の人から聞く話しも、特に不便なことはなく、治安は安定していて生活しやすいと伺いました。
もちろん私が見た事実も、聞いた話しも、ミャンマーの一部分です。
でもその一部分は、訪れる前に得た情報とは随分違いました。
帰りの空港でアテンドしてくれた方から「僕のガールフレンドからのギフトだよ」とお土産をいただきました。実は食事にお誘いしていたのですが、その日私の体調が悪くなり、結局一度も会えず、お土産を預けてくれたようです。
中身はハンドメイドの生地と絵でした。
ミャンマーは芸術も盛んなようで、アートをギフトにすることも多いようです。
あった事もない方から、手書きのお手紙までいただき心遣いを感じました。
英語が通じなかったり、唐辛子でお腹を壊したりしましたが、もう一度訪れてみたい場所になりました。