こんにちは、Minamiです。
今日は滞在中のホテル”Karunakarala Resort“で、1日中アーユルヴェーダを受けました。
午前と午後に各90分ずつ、1日3時間のトリートメント。食事は3食アーユルヴェーダの食事で、激しい運動も控えて過ごす。とにかくリラックスできる、私の好きな贅沢な日の過ごし方だ。
アーユルヴェーダを受ける日は、必ずドクターの診察がある。血圧測定と問診がメインだ。その日の体調や元々の体質で、今日のトリートメントメニューと使用するオイルを判断してくれる。
因みに始めての時は、問診票の提出もありアーユルヴェーダの体質診断(VATA・PITTA・KAPHA)をされる。
私は基本的に大きな悩みは無いけれど、「体が重い」「夜中にトイレに行きたくて目覚めてしまう」「肌の調子が悪い」など細かい事も伝えている。受けたいトリートメントのリクエストもこのタイミングで行い、OKが出ればメニューに組み込んでもらえる。
午前中はヘッドマッサージとシロダーラを受けた。
まずはヘッドマッサージ。選んでもらったオイルを使って、心地よい強さのマッサージを受ける。ストレス・頭痛・不眠症の緩和や、抜け毛やフケの予防、睡眠の質の向上などがあるようだ。
椅子に座って受けているけれど、半分は眠っていた気がするくらい気持ちいい。
その後は、ベッドに横になりシロダーラ。温められたオイルを額に垂らし続ける、伝統的なアーユルヴェーダ療法だ。“脳のトリートメント”とも呼ばれ、ストレス緩和、頭痛予防、鬱・顔面麻痺・目の疾患などの治療、睡眠障害の改善に効果があるようだ。また記憶力の向上も効果のひとつ。
程よい温度のオイルが額を打って、とろけてしまいそうな気持ちになる。
午前中は2種類のトリートメント。いつも90分はあっという間だ。
そして、トリートメント後は静かに過ごす。エアコン、プール、直射日光、風に当たるのもなるべく避ける。また睡眠もNGのようだ。正直、うとうとと眠ってしまいたいけど我慢した。トリートメント後は1時間以上あけて、シャワーを浴びてくださいと言われる。
私は、たっぷり使ったオイルをすぐに流すのが勿体無いので、シャワーは浴びずに午後のトリートメントに向かう。
午後はボディマッサージとピンダスウェダ。症状や体に合ったハーブオイルを使用し、オイルの薬効を毛穴から吸収させるようだ。
いつもボディマッサージは全身にするけれど、今日はドクターの勧めで肩と脚に絞って重点的にやった。マッサージの力はそこまで強くなく、肌の上をオイルが滑るようにマッサージされる。血液の循環、筋肉のリラックス・強化などの効果がある。
ピンダスウェダは、ハーブの種や葉、パウダーを布に包みボール状にしたものを蒸して温め、体に当てて擦り込んでトリートメントだ。ガーリックとハーブの香りがして、少し熱めのボールが小刻みにポンポンポンっと肌に当てられる。いつもオイルマッサージと交互に行われる。筋肉のコリを和らげる、血行を良くする、体の毒素を排出するなどの効果があるようだ。
施術後は「顔がつやつやしている!」っと言われる事が多いので、毒素が出ているのかもしれない。
最後はフットバスに入って、ハーバルティーでリラックス。
施術後はオイルだらけなので、ルンギを着せてもらう。
体がデトックスモードなので、しっかり水分をとってゆっくり過ごすのがお勧めだ。簡単な本を読んだり、お散歩したり、セラピストとお喋りしていたらあっという間にディナーの時間になる。
そしてのんびり過ごしているのに、とてもお腹が空く。私は食事制限がないので、調子にのって毎食おかわりしている。
アーユルヴェーダの施術を受けると、運動した後のような心地よいダルさを感じる。少し疲労感もある気がするが、ぼんやりとした感じが心地よい。デトックスにエネルギーを使っている気がする。
自分のための贅沢な1日が終了。今夜はぐっすり眠れそうだ。
Karunakarala Resort, Sri Lanka