こんにちは、Minamiです。
子供の頃はよく「泣くな!」と叱られたけれど、涙を流すって気持ちいいですね。
ピアニスト・作曲家である辻井伸行さんのピアノ演奏を、YouTubeで聴いて涙が止まらなくなった。
彼の弾く松任谷由実の「春よ、来い」が再生リストに出て来たので、なんとなくクリックしたのがきっかけだ。
最初にポロンと鍵盤に触れたところから、引き込まれてしまい、何故か涙が止まらなくなった。そのままチャンネル登録して、何度も再生した。コロナ自粛が続く中、音楽で元気付けたいとの意思でYouTubeで配信しているらしい。チケットの取れない演奏を自宅で、しかも無料で聴けるなんて本当に贅沢だ。
私はピアノの知識も、音楽の知識も全くない。子供のころ(3歳から中学卒業くらいまで)、ピアノ教室に嫌々通っていたくらいだ。そんな私が、とても満たされた気持ちになった。
ヨガの8枝則(生き方をヨガにする8つの方法)の中のニヤマ(やるべきこと)の一つに、“シャウチャ(浄化:清潔にする)“という項目がある。
「部屋を掃除する」とか、まさに今は「手洗い、うがいをする」とか当たり前の事が推奨されているのだけれど、外側だけでなく内側の浄化をすることも含まれている。その手段として、瞑想や呼吸法、アーサナの練習などがある。
音楽も私たちの心を、浄化してくれると感じた。
理由は分からないけれど、自分の中にある不要なものが全て流れ出ていく感覚。アサナの練習中も涙が出たら、先生がそっとティッシュを渡してくれる。体も心も汚れるものなので、日々清潔に保つことが必要だ。
この気持ちをピアノ講師のお友達に連絡したら、動画と写真を送ってくれた。彼女の「自粛中はピアノに助けられたよ〜」という連絡が、なんだかとてもかっこよく思えた。
近所の花園神社も清々しくて浄化される。
世の中が落ち着いたら、彼女にピアノのコンサートに連れて行ってもらおう。
辻井さんのYouTubeお勧めです。
そして次は大恋愛で、甘い涙を流したい。
Tokyo,Japan