こんにちは、Minamiです。
今朝の練習で、サラスワティ先生から新しいポーズをいただきました。
アシュタンガヨガの練習方法は、決められたポーズを呼吸に合わせて順番に行う。ポーズは師から与えられるもので、次のポーズに挑戦する事ができるかは師が判断する。前のポーズが正しくできると、次のポーズをとる準備が整ったということになり、新しいポーズが与えられる。
私は日本でカポタアサナー(写真)をもらったばかりで、日本でも2回くらいしか練習した事がない。先生のアジャストがあると踵キャッチできるけれど、1人ではできないという状態でマイソールに来た。
マイソールでもアシスタントの方に、アジャストをしてもらい踵キャッチをしていた。マイソールでは腰に負担がかかって、気持ちよくできないなっと感じる事が多い。いつも5〜8人いるアシスタントの方が見てくれているが、なぜかカポタアサナーは毎回同じアシスタントの方が来てくれていた。そのアシスタントの方と合わないせいもあって、気持ち良くできないなっとも感じていた。
昨日も同じアシスタントの方のアジャスト。一度カポタアサナーを終えた後「あなたはもう自分自身でできるから、もう一回やってみて」っと言われた。一回やるのに精一杯なのに、もう一回かぁ、、、っと思ったけれど、気を取り直して集中して注意された事を意識する。
足でしっかりとマットを押して、ゆっくり下りていく。少し腰を支えてもらったけれど、でも手をつく前に自分の足が見えて踵をダイレクトに掴めた。そのまま呼吸をしていると、アシスタントの方はどこかに行ってしまった。
起き上がってサラスワティ先生に「踵キャッチできた?」っと聞かれたので、「できました!」と伝えた。そしたら「Very good!」と言ってもらえて、次のマイソールクラスから、スプタ・ヴァジュラアサナーをやるように言われた。
今日の練習は一つ一つのポーズに拘るより、フローの流れと呼吸を意識してやったつもりだ。でもその中で、新しいポーズが貰えた。出来る出来ないに拘っているつもりは無いけれど、やっぱり新しいポーズが貰えると嬉しい。たった1つポーズが貰えただけなのに、ウルっと込み上げてくるものがあった。
そして合わないと思っていたアシスタントの方が、毎日毎日アジャストしてくれて、それをサラスワティ先生がちゃんと見ていてくれた事に気付いた。思い返せば彼女はいつも汗だくになって、一緒に呼吸してくれる。彼女と一緒にポーズを貰えたんだなっと思った。
合わないと思っていたけれど、私に合わせる意思がなかったのだ。
彼女にありがとうと言いたかったけれど、私が練習を終えた時は彼女の練習がスタートしていた。
いつもありがとうございます。
Mysore,India