スリランカの魅力を伝えたい!

年間5~6回スリランカを訪れる私が感じるスリランカ。

強い人

こんにちは、Minamiです。

私が最も信頼し、尊敬し、そして永遠に強いと信じている、学生時代の先輩と久々に会いました。

 

彼女は私が中学の時から地元柔道界のエース、他校ながら試合や、合同合宿などで見かける憧れのひとつ上の先輩だった。当時は目が合った、話しかけてもらえたっという理由で同性ながら「キャー!」っと言っていた気がする。

そして高校に進学し、同じチームになり毎日一緒に練習していた時から、今でもお付き合いさせて頂いている女性だ。

 

高校生の時は、一日中柔道の事を考えていた。平日は授業前の朝練から始まり、授業が終われば通常の稽古。週末は金曜の授業が終わると、先生の運転するワゴンで5時間かけて九州の大学へ出稽古。翌朝は早朝から大学生と稽古し、外国人の選手に3秒に1回投げられては向かっていくというのを繰り返す生活だった。一応高校は進学校だったので、課題やテストなど学校の勉強はその合間にやっていたはずだ。

 

そんな時期に毎日一緒に稽古させてもらって、同じ目標に向かい、同じ釜の飯を食べて生活していた先輩。当時からカラッと気持ちの良い性格で、どんな時も広い視野で全体を見ていて、他人のことを理解してくださる方だった。なので彼女の周りはいつも人の笑いで溢れていた。合宿での練習中、自分の稽古もキツいはずなのに、さり気なく後輩に声を掛けてくれる。試合の時は、必ず一番近い場所で一番大きな声で応援してくれる。監督やコーチが見ていないことも全部気付いてくれて、さり気なくフォローしてくれる。だからキツかったけれど、本当に楽しく充実した選手生活が送れていたんだと思う。

 

そんな先輩と数年振りにあって、東京で食事をした。今は教師であり、母であり、妻であり、もちろん柔道部の監督であり、そして現役は引退されているけれど審判として挑戦されている。近情報告や、懐かしい仲間のはなし、柔道界のこと、最近の教育について。。。。どの話もとても面白いけれど、最後はいつも学生時代の想い出話しで爆笑だ。

 

そして一緒にいて、なんだかとても気持ち良かった。どんな話しもカラッと明るく、嫌味がなく、ポジティブだ。きっと毎日とても忙しく、追われる事もあるはずなのに全く感じない。昔からそうだったけれど、久々にお会いしてこの爽やかな感覚を思い出した。上手く言葉にできないけれど、一緒に時間を過ごすだけでエネルギーが溢れて前向きになれる。そんな方と10代の頃に巡り合えた事はとても幸せだ。自分が思いっ切り競技生活に集中して、楽しく過ごせたのは先輩の側で毎日過ごせたおかげだったんだなっと色々思い出した。

 

お会計の時に「うちの父から、みな美とゴハン食べるならっとお小遣いもらったから」っとご馳走してくれる。(先輩のお父さんも、昔から可愛がってくれていた)こちらが気を遣わないように、本当に気遣いの出来る方だ。

 

良い人、元気のいい人、ポジティブな人はたくさんいる。でも、それ以上に気遣いができて、視野が広くて、他人に配慮ができて、周りをハッピーにできる。そしてどんな時でも、絶えずそれができる。強さを感じた。

 

自分は広い視野を持ち、常に周囲に気配りができているだろうか。素敵な人に素敵なパワーをもらった日。いつも敵わないけれど、少しでも近付けるように私も強くなろうと思った。

 

食事は新宿高島屋内のBREIZH Cafe Creperieでパリで人気のガレットを。当時の食欲は衰えず、1人2枚しっかり食べました。

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Tokyo,Japan