スリランカの魅力を伝えたい!

年間5~6回スリランカを訪れる私が感じるスリランカ。

スリランカのエネルギー不足状況

こんにちは、Minamiです。アーユルヴェーダスクールの運営をしたり、ヨガインストラクターをしたり、ファッションMDをしたりしています。

 

2022年2月末から、再びスリランカに滞在しています。約2ヶ月振りの渡航。ワクチン接種済みなので、今回も入国はスムーズでした。前回の渡航よりも、街やリゾートホテルには、欧米人の姿がちらほら見られるようになっています。

 

スリランカは深刻なエネルギー不足で、計画停電が平日は毎日行われています。昼間に5時間、夜間に2.5時間の合計7.5時間。全く電気が使えません。地域によって時間やタイミングは異なり、毎日ニュースで予定時間が発表されますが、時間通りに行われないことも多々あります。スリランカで停電はよくあることですが、ここまで大規模な停電はここ最近なかったようです。

 

電力不足は雨不足が原因です。スリランカ水力発電がメインですが、渡航して約2週間まだ一度も雨が降っていません。プラスしてロシアとウクライナ問題で、軽油やガソリンが手に入らなくなっているため代替えの燃料も手に入れるのが難しいです。

 

滞在しているカルナカララリゾートは自家発電があるので、電力の供給が途絶えても普段は数秒で復活します。が、発電機を動かす軽油が入手できず、何度か電気が止まりました。(現在は軽油が十分に供給されたので、停電の影響は受けていません)

 

街に出ると、ガソリンスタンドは燃料を求めて大行列で、並んでも買えない事も多そうです。トラックやバスも動かせず、山の上のホテルは食材が届きません。ボートや農機具を使う仕事にも影響が出ています。

 

夜の停電時に、ランプや懐中電灯を使って過ごしました。外は真っ暗ですが、少しずつ目が慣れてくると月明りで見えるようになります。そんな時、人間ひとりで自然の中に置かれると無力だなっと感じます。

暗い時間は暗い中で過ごすのも、たまには悪くないですね。

 

 

 

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Sri Lanka