こんにちは、Minamiです。
アーユルヴェーダスクールの運営をしたり、ヨガインストラクターをしたりしながら、日本とスリランカを行き来しています。
ブレッドフルーツにまつわる、面白い話を教えてもらいました。
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Breadfruit(英語)
パンの実(日本語) 和訳がそのまま!
デル(シンハラ語)
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見た目は、緑色でメロンサイズの丸い実です。
スリランカには元々存在しなかった植物ですが、オランダの植民地時代にオランダ人が持ってきたようです。その理由は食べるとピッタが上がりすぎて、戦闘能力(反発する力)や判断力が下がるからです。
しかし!ココナッツなどの椰子類と一緒に食べることで、ピッタが下がりドーシャのバランスをとることができます。一緒に摂ることで、更にパワーアップ効果があるらしいです。それを知っていたスリランカ人は、ブレッドフルーツを食べる時は必ずココナッツなどと一緒に食べていたようです。
カルナカララアーユルヴェーダリゾートの庭に成っているブレッドフルーツを、食べさせてもらいました。
朝食では主食として出てきます。水分を多く含んだジャガイモのような触感。トッピングに3種類のココナッツが出てきて、本当に無意識に一緒に食べている事実が確認できました。
ココナッツは、ポル(白色のデシケル)、ポルサンボル(オレンジ色で玉ねぎや唐辛子とあえてありスパイシー)、ポルマンルン(黄色でカレー風味)です。その他にもシニサンボルやスパイス風味の肉もあり、全て混ぜて一緒に食べます。
写真撮るのを忘れてしまい、最後に茹でたブレッドフルーツだけ撮影できました。
ランチでは、スパイスで味付けされたブレッドフルーツも食べました。ココナッツミルクで煮込まれているのかクリーミー。他のサンボルやカレーと混ぜて、お米と一緒に食べます。
アーユルヴェーダの知恵は、スリランカの人々にとって当たり前のように使われているのが分かります。アーユルヴェーダと意識していなくても、自然と生活に馴染んでいて、素敵な暮らしだなと感じます。
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